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前回の木の話の続き

前回の木の話の続き

 あっという間に寒い季節になりました。今年もあと1ヶ月、前回の木の話の続きにお付き合い下さい。

 前回、木のクセを見られる人が居なくなった、見ようともしない、木が曲がれば責任転嫁する、こんな話したと思います。

そこでハウスメーカー・ビルダーたちは人工乾燥材(人乾材)集成材を使う。

品質が安定と言う。自分たちの無能を隠すための言い訳(まるでどこかの政府みたい)。

人乾に入れると木材はねじれる。使い物にならない。

そこで、人乾に入れる前にスチームする。大きな釜で茹でる様な事をする。木の中の繊維を切る。

そうすれば人乾に入れてもねじれない。ねじれる力をなくす。

当然、その木本来の強度は無くなる。木材は繊維が引っぱるから耐力が出るが人乾材はそれが無い脆い箱となる。

それと人乾材はサクイ。ちょっとの力で裂ける。粘りが無い。またそれを張り合わせたのが集成材。

どちらも経験の無い無能なハウスメーカー・ビルダーたちに取っては扱いやすい。安定した材料、それを大きな声で言う。

以前も書いたが人乾材、集成材を燃やすと燃焼が早いし、火力も弱い。燃えても何も残らない。

木が燃える時は表面が燃えて炭になる。炭は燃えにくいので木の芯は残るがそうならず何も残らない。

木材の割れを見て「割れた材料」「強度が無い」とか言う。 哀れな連中の口車に乗らないようにして下さい。

 

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